●東京アカデミッシェカペレ [Tokyo Akademische Kapelle]

(1994年第8回定期演奏会より参加)
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 アマチュアとしては数少ないオーケストラと合唱団の共存する団体で、1988年ドイツ・ハイデルベルク市からの招聘を契機として結成された。団長に合唱指揮者として活躍している阿部純氏、副団長に作曲家・キーボード奏者である鈴木隆太氏をはじめとして、数多くの優秀なプロの指導陣を仰いでいる。

 メンバーは、社会人を中心に学生、主婦など10代から50代と幅広い年齢層にわたり、 「ライフサイクルを通した音楽活動」 をテーマに、春秋年2回の演奏会をオーチャードホールを中心に行なう。

 演奏活動は、「常任指揮者を置かず、毎回指揮者の意向を取り入れた独創的なプログラムを組むことにより、斬新で水準の高い演奏を目指す」という活動方針によって行っている。
 基本的には3ヶ月間練習本番、3ヶ月オフと言うサイクルである。事務局がアマオケには類を見ないくらいしっかり運営されているのも特色。

 これまでの演奏会では、飯森範親氏の指揮で、「英雄の生涯」、ワーグナーのオペラ(神々の黄昏、ワルキューレ、マイスタージンガーなど)より抜粋、山下一史氏で、「アルプス交響曲」、ブルックナー「テ・デウム」、交響曲第9番、演奏会形式上演による歌劇「カルメン」、井上道義氏で、ベートーヴェン交響曲第3番「エロイカ」ほか、本名徹次氏で、オルフの「カルミナ・ブラーナ」、そして1997年6月には芸大客員教授G・ボッセ氏の指揮でブルックナー交響曲第4番「ロマンティック」など意欲的なプログラムを取り上げている。

 他にも、指揮に高関健、広上淳一、長田雅人、天沼裕子、末廣 誠、藤崎 凡、井ア正浩の各氏、ゲストコンサートマスターとして豊嶋泰嗣氏、独唱に渡辺美佐子、永井和子、鈴木寛一、川上洋司、河野克典、宇野徹哉の各氏を迎えるなど、多くの演奏家と、多岐にわたる楽曲を積極的に取り上げてきた。

 また、これらの演奏会の他に管楽器セクションによるアンサンブル演奏会なども行っている。
 (以上カペレHPより。一部加筆転載)

 ※私は94年11月の第8回より団員参加。
 URL:http://www2s.biglobe.ne.jp/~kapelle/index.html