この度はMr.Otis Rushのニューヨーク公演の感想を書くことにします。
前回のBB.KING CLUB以来の待ちに待ったOTISのステージ、今回も自社製のギター"Blues in V"を弾くOTIS.

 期待を胸に有名クラブシカゴブルースに向かいました。
 客席は満員、熱気に溢れたクラブもいまか、いまか、のにぎわいであいかわらずのOTISの人気をものがたっていました。
 
 幸運なことに、仕事柄、バックステージに入れるという好待遇をうけられることができ、OTISの人柄のよさ、誠実さをそのまま見れることができました。

 今回のステージは3セットの二日間。
 初回の1ステージ目から"OTIS!! OTIS!!"とニューヨーク子からの声援が絶えませんでした。

 前回のBB KING CLUB同様、毎セット弾く曲を変えるOTISのステージのためまさに、2日間どのセットも見逃せません。
 
 スタートから"Everybodysay Yeah!!""Everybody say Yeah!!のshoutでクラブを盛り上げた後、次から次への名曲メドレーです。

 "I can't quit you Baby"を歌うOTISのPowerfulさには本当に言葉を失いました。

 ギターの冴えも格別、5ピースで構成されたバンドの息のあいも最高!

 まるで、ここはシカゴかと錯角する思いでした。

 2セット目には白のBlues in V でのステージ、アルバートキングの思い出にとのOTISのリクエストで作成したこのギター、大きな違いとしては、ES335を使用するOTIS用にホロウBODY、そして弦高の高いOTIS特別使用のブリッジをとりいれたこと。
 
 こだわりの深いOTISのため、現地でのピックアップアジャストを必要としたものの、ステージでの音は良し、観客の評判も良し、興奮と肩を撫で下ろす心地よい疲労感に浸りました。


 2日目も、前日にも見た顔の交わる客層の中、さらに多くの観客の中、興奮のるつぼのステージ、前日にもまして、最高のステージでした。歌良し、ギター良しやはり伝説のアメリカンレジェンド!!ニューヨーカーの観客皆も大満足の2日間でした。

BLUES GUITAR
ONG MUSICAL INSRUMENTS INC. USA
CONTACT:
718-388-0904TEL/FAX  NY
323-850-7100 TEL/FAX   LA
e-mail ; BluesGuitarNY@aol.com

隅 英二

戻る