平成13年3月31日土曜日。日本経済新聞の朝刊に、ダスキン浄水器30万個を回収、と記事が掲載されました。
(株)武蔵野にとって、重大クレームになりかねないこの出来事に、ボイスメールをどのように活用したか、実例を公開します。
ダスキン浄水器の問題を新聞で知った社長小山は、すぐにボイスメールで全社員にその事を伝えた。
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ダスキン部門担当
常務斉藤
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小山社長のボイスメールを聞き、斉藤は本社コールセンターに確認した。お客様の問い合わせは1件だった。しかし、管理職のブロック長、店長にボイスメールですぐ連絡。
この後、斉藤は幹部社員数名とミーティングした。
「全社員を休日出勤させるべきか。果たして、人数が集まるだろうか。顧客リストは用意できるか。」
結果、先手必勝と判断。本日中に全てのお客様に電話して、事情説明することにした。
さっそく、斉藤はブロック長へボイスメールで指示。C.Cで社長の小山にも入れる。報告の手間が省ける。
ブロック長は店長、担当者に、ボイスメールで緊急出勤の呼びかけをした。
「すぐ支店に来て下さい。これない人は連絡下さい。」
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ブロック長の上岡は、忙しい最中に個別フォローも行った。武蔵野は長期休暇中はクレームでも出勤できないからだ。 市倉はボイスメールを聞き、状況を把握できた。
簡潔に、ボイスメールで報・連・相をする。相手の仕事を中断しないし、まとめて聞けるので、業務に集中できるのだ。緊急時には、欠かせないツールです。
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五十嵐は慌てた。
ひょんな形で婚約報告してしまった。
気軽にメッセージできることも特徴だ。
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