武蔵ノめーる版
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No.9 2001.8.3 13:16
第09号
【活用事例】 『捨てる、止める、変える。−環境整備点検 前編−』
2001.08.01
 
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     声の聞こえる★VOICE☆メールマガジン
   
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 1≫【活用事例】 株式会社武蔵野
    「捨てる、止める、変える。− 環境整備点検 前編 −」 
 2≫夏季休業日のお知らせ  
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◆1◆【活用事例】 株式会社武蔵野
    「捨てる、止める、変える。− 環境整備点検 前編 −」      

株式会社武蔵野では、社長小山のボイスメールが毎日送られてきます。
出張先しても、北海道、アメリカ、ノルウェイ、フランス、世界中から休み無く。
小山は、自分のメッセージを直接話すだけでなく、
「転送機能」を使って、他のメールにコメントをつけて送る場合もあります。

私達はボイルメールを聞くことで、つい忘れがちな会社の方針や、
今起こっている問題点とその解決策を全員で共有しています。

さて、7月の環境整備点検の際に大問題が起こりました。


■教育 − 環境整備は教育である −

◎環境整備に関する武蔵野での考え方
 
 兜髄野の基本方針の第一は「お客様第一主義」です。
 第二が「環境整備」です。
 環境整備とは、掃除を通じて仕事のやり方、進め方を勉強する場と
 定義しており、1986年(昭和61年)から継続しています。

 「形」から入って、「心」に至る。
 捨てる、止める、変えるを、「形」で学ぶ場−それが環境整備なのです。
 ただ、キレイに掃除すればいい、というものではありません。


◎どのように行なっているか

 毎朝、全員で環境整備を行います。
 月1回社長と担当部長による点検があり、120点満点で採点します。

 日程は公表してあり、事前準備できます。
 これは抜き打ちで年1回検査するより、
 年12回計画通りに実施した方が、仕事も掃除も精度があがるからです。
 そして、環境整備の評価は、賞与・昇級に連動しております。


◎ダスキン第三支店はどうなってしまったのか
 −37点!武蔵野至上最悪の点数 −

 7月2日(月)環境整備点検日。
 巡回中の社長小山から全社員にボイスメールが入りました。

 「環境整備点検で、10年ぶりに大記録が出ました。
  第三支店は、なんと今回37点です!!これは当分破られないでしょう。」

 環境整備点検日は、自分の営業所もそうですが、他店の評価が気になります。
 平均点数が100点前後ですから、37点とは驚きました。
 でも、これで終わったわけではありません...。

 
■始末書提出 − 物の乱れは、心の乱れ −

◎ブロック長と店長は始末書提出!!

 第三支店が37点だったことは、直ちに全社に伝わりました。
 また、小山より全社一斉メールが入りました。

 「こんな点数は、管理不行き届きだから、
  新井ブロック長と五十嵐店長は始末書を提出!
  大森チーフ、山口チーフは反省文を提出!」
 
これを聞いた第三支店の方々は...

 ○五十嵐店長(新任)
  「あぁダメだ。やはり全社一斉同報に入った...。」
 ○営業担当 雨倉(新人)
  「いつもと同じようにやっているけどなぁ。
   そんなに大変なことなのかなぁ...?」

会社の方針への理解度によって、感想にも大差があります。
このメールをお読みの経営者の方々は、ウチの若い者はどうだろうか、
と苦笑いされるかもしれませんね。


■学ぶ − 大騒ぎして、全ての過程を公開する −

 部下を叱る時に、皆さんはどうしていますか?
 よく一対一で叱れと言われますが、武蔵野は違います。

 評価、給与、クレーム、叱責。すべて皆に公開します。
 それは、失敗に学ぶことが、最高の勉強になるからです。
 ボイスメールを使うことで、全社員が均一に学ぶことができます。

 もちろん、武蔵野でもeメール、グループウェア、i-modeなどの
 ITツールが整備されており、みんなで活用しています。
 事実を正確に伝えるだけならば、文字情報で充分です。

 しかし、厳しく叱責しながらも、問題の本質を自ら理解して貰い、
 本人の成長を促すためには充分とはいえません。

 もちろん、直接本人と膝を交えて話すのが一番ですが、
 営業拠点が遠かったり、多忙ゆえに対応が遅くなることがあります。
 こうなると、もう徹底することはできません。

 私たちは、文字で叱責すると、伝えたい思いが半減してしまい、
 コミュニケーションがなんだか暗くなってしまう傾向があります。

 そこで、良いことも悪いことでもみんなで大騒ぎして、
 生の声のパワーで、物事を明るく元気にしています。
 それには、ボイスメールが欠かせません。

★ポイント1:
  同報機能で、多数に同時に連絡できるため、情報の共有が早い。
★ポイント2:
  生の声には、迫力があります。事態の重大さや緊急度を肌で感じます。


環境整備点検日での全社一斉メールは、新人でなくても、
少し長くいる自分たちにも、基本の考え方を再確認する内容でした。

しかし事態はまだ終わりではありません。
続きは、明日お伝えします。


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◆2◆夏季休業日のおしらせ

いつもエブリネットボイスメールご利用いただきありがとうございます。
今年度の夏季休業日は、以下の日程とさせていただきます。

夏季休業日程 : 8月12日(日)から15日(水)までの4日間

夏季休業中のお客様のご連絡に対しては、通常の休業日同様、留守番電話
にて承ります。お客様にはご迷惑をおかけいたしますが、なにとぞ宜しくお願い
申し上げます。



ボイスメールやFAXメールの操作について、ご不明な点があれば、
どんどんご遠慮なくお問い合わせ下さい。
どんな些細なことでも結構です。
ボイスメールで24時間受け付けております!

次回は 8月7日(火)に配信いたします。
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 『 武蔵 ノ めーる版 』 第8号 2001年8月1日
 発行元:株式会社武蔵野 ボイスメール事業部
 発行人:金子正裕  
 編集長:久保田純朗(ID/0101-4473)
 編集人:河辺美穂(ID/0101-9542)

 URL : http:// www.musashino.co.jp/ vm
 電話:03-5325-2884
 ボイスメール:03-3349-9002(ダイヤルインサービス)

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