First Info News Vol.2(1998.10.14日号)
このメールは、ウイルスに感染してません。ご安心ください。
********************************************************************
////////////////////////////////////////////// 98.10.14 Vol.2
///// First Info News ///////////////
////////////////////////////////////////////// by First T.sasaki
********************************************************************
先週第1号を発刊し、不特定の方々に勝手に送りつけたにも関わらず、「配信不
要」というメールが未だ1通も届いていません。皆様の暖かいお心に深く感謝してお
ります。
また、大勢の方々から「First Info News」に対する感想、激励のメールをいただ
きました。ありがとうございます。
■□■< MENU >□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
■ 01:怖いコンピュータウイルス
■ 02:秋を満喫するホームページ
■ 03:困ったときのホームページ
■ 04:趣味のホームページ
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
====================================================================
====================================================================
◆01:怖いコンピュータウイルス
--------------------------------------------------------------------
<1.ウィルスとは>
「コンピュータウイルスはプログラムです」。コンピュータウイルスは、生物ウイ
ルスのように有機質なものではありません。ですから、触っただけで人間にも感染し
てしまうとか、自らの意志で不規則に活動したり自然発生はしません。パソコンユー
ザーを驚かしたり、困らせたり、何かのメッセージを送るために、心無いプログラマ
によって作成されたプログラムです。結果的にその悪質プログラムの動作が、生物ウ
イルスに似ているために、コンピュータウイルスと呼ばれるようになったのです。
このコンピュータウィルスには、通常次のような2つの機能があります。
あるファイルから別のファイルに、ユーザーが入力せず、また気付かないうちに広
まる(自己増殖や繁殖)。
作成者が計画した症状を現したりダメージを与えたりする(ディスクの消去、プロ
グラムの破壊、コンピュータの混乱など)。
ウィルスの作成者の気まぐれで良性になったり悪性になったりします。
良性ウィルスは、コンピュータに実際のダメージを与えるようには設計されておら
ず、たとえばある日時まで自分を隠し、その時が来たらメッセージを表示するもので
す。
悪性ウィルスは、ダメージが意図的でないこともありますが、コンピュータに有害
なダメージを与えます。プログラミングが下手で、ウィルスコードに明白なバグがあ
るためにダメージを与えるウィルスも数多くあります。悪性ウィルスには、プログラ
ムを変更するものがあるため、プログラムが適切に動作しなくなることがあります。
感染したプログラムは異常終了したり、文書に不適切な情報を書き込んだりします。
また、プログラムを起動できなくなったり、開きたい文書をプログラムが特定できな
くなったりすることもあります。
<2.ウィルスの脅威>
ロサンゼルスの国立コンピュータ犯罪データセンター(National Center for
Computer Crime Data)は、コンピュータへの不法アクセスにより、年間約5億5000万
ドルの損害がアメリカのビジネスで発生しているとみています。時間の損害は計算で
きないほどに達していると思われます。
問題の重大さを懸念した連邦政府は、コンピュータ緊急対策チーム(Computer
Emergency Response Team)というウィルスSWATチームを編成しました。国内の主要
コンピュータネットワークでセキュリティに対する脅威を調査しています。ソフト
ウェア出版協会(Software Publishers Association)も、問題に対処する特定の対
策を採用しています。
さらに昨年は、フォーチュン誌に掲載された多くの企業が、コンピュータに関する
指針を定め、ウィルスに対処し始めました。多くの場合、この処置では、すべてのソ
フトウェアをテストしてからネットワークに配置し、電子掲示板からのソフトウェア
のダウンロードを禁止しています。 実際に、コンピュータを使っている誰もが(政
府、警察、銀行までも)、コンピュータウィルスに対する免疫を持っていません。
コンピュータウィルスは、フォーチュン誌上位500社、政府機関、大学、新聞社、
多くのコンピュータと情報をつないだ大規模ネットワークを含む、様々なシステムを
直撃しています。
<3.コンピュータウィルスの種類>
基本的にウイルスは、「ファイル感染型」と「ブートセクタ感染型」の2種類に分
類できます。「ファイル感染型」ウイルスは、.EXEまたは.COMファイルに接続してい
て、そのプログラムファイルが実行された時に、システムの制御を奪います。その
後、他のファイルに同様に接続して再感染します。「ブートセクタ感染型」ウイルス
は、フロッピーディスクまたは、ハードディスクの先頭セクタに感染しており、マシ
ン起動時にメモリにロードして常駐するため、他のプログラムがメモリにロードする
前に、システム制御を奪うことができます。こうすることで、ウイルスはDOSの割込
みを監視して、ドライブに挿入される他のフロッピーに再感染することができます。
現在までに起こったウイルスによる大規模な被害や感染は、その80パーセントが
「ブートセクタ感染型」によるものでした。しかし今後は、モデムによるインター
ネットのファイル転送が一般的になったために、「ファイル感染型」がより増大する
と思われます。また、この傾向はさらに、データファイルにも感染できる「マクロ感
染型」ウイルスという新しいタイプの「ファイル感染型」ウイルスを生みました。こ
のウイルスタイプは、ワードプロセッサのドキュメントファイルや、表計算のスプ
レッドシートファイルにある、マクロと呼ばれる小さな実行可能なコードに感染しま
す。
■マクロウイルス
マクロウイルスとは、MicroSoft Wordの文章ファイルやExcelのデータファイルの
マクロ機能を利用して感染するもので、機種・OS等にも依存しない事からマルチプ
ラットホーム型ウイルスと呼ばれることもあります。現在、最も問題となっているに
も関わらず、最も情報が少ないウイルスでもあります。
マクロウイルスが初めて発見されたのは1995年の8月で、最初に発見されたも
のはWordConceptと呼ばれるWordの文章ファイルに感染するタイプでした。1996
年4月までのアメリカのウイルス被害シェアの約半数がWordConceptウイルスによる
被害です。 WordConceptウイルスは約8ヶ月で一気に蔓延しウイルス被害のトップ
シェアにいたりました。その一番の原因は、E-Mailの添付ファイルからの感染だと言
われています。グループウェア、ワークフローといった時代の流れにのり、共有され
る事の多いWordファイルやExcelファイルが、ワークフローの流れの中でE-Mailに添
付されて、感染が広がったのです。
アメリカの公的機関NCSAでのマクロウイルス感染被害データにおいてもブラウザー
等でファイルのダウンロードを行って感染したケースは全体の14.2%だが、E-Mailの
添付ファイルから感染したケースは30.5%と、ダウンロード時に比べ2倍も多いと統
計に出ています。電子メールからの感染が多いことの原因の一つとして問題意識の差
があげられます。例えば知らない人からの電子メールにプログラムが添付されていた
場合には、素性がわかるまではそのプログラムを実行しないのが多数ですが、それが
WordやExcelのファイルであればどうでしょう?また、電子メールのテキスト部分に
興味をそそる事が書いてあれば、そのままダブルクリックで開けてしまうかも知れま
せん。非常に感染力の高いマクロウイルスは、その対策としてまずメールの添付ファ
イルからの感染を防ぐことが、もっとも有効であるといえます。
<4.おかしいな?と思ったらまずウイルス検査>
最近どうもパソコンのスピードが遅くなったとか、よくハングアップする(何も動
かなくなる)とか、見たこともないメッセージがモニタに表示される、あるいは保存
したはずのファイルや、よく実行するプログラムが無くなってしまったという経験は
ありませんか?
現在のパソコンは、使い易くなったとは言え、初心者からパワーユーザまでのすべ
て要望を満足させるために、内部的にソフトウェアもハードウェアも大変複雑なもの
になってきています。ですから、このようなパソコンのトラブルは、だれもが経験す
ることで、いまさら完璧なパソコン環境を期待する方が無理なのかもしれません。パ
ソコンの%H%i%V%k$,5/$3$C$?>l9g$K9M$($i$l$kBg$-$J860x$H$7$F!"3つのことがあげ
られます。
1.ハードウェアのトラブル
2.ソフトウェアのトラブル
3.コンピュータウイルスによるトラブル
5年も前なら3番目のコンピュータウイルスによるトラブルは、皆無に等しかったの
ですが、最近ではインターネットの普及に伴いデータの交換が増え、ウイルスによっ
てパソコンが正常に動作しなくなるユーザも多くなっています。
このようなとき、ウイルス検査プログラムを使用すれば、ウイルスによるトラブル
かどうかが簡単に分かります。パソコンを使用していて「おかしいな?」と思った
ら、先ずウイルス検査を試みてください。ハードウェアやソフトウェアのトラブルを
発見したり解決することは、大変時間もかかりますし難しいことです(これは、私の
仕事です)。まして、それがウイルスによる問題なら、ハードウェアやソフトウェア
を新しいものに交換したとしても問題は解決できず、また時間を無駄にしてしまうこ
とになります。また、ウイルスが発病してしまい、パソコンに保存されたすべての
データが壊れてしまうなど手後れになることだってあります。
<5.ウイルス検索・駆除ソフトのご紹介>
最近販売されているパソコンには、ウイルス検索・駆除ソフトがプレインストール
(最初からパソコンにインストールされているソフトウエア)されています。従っ
て、ある程度はウイルスに対する防備もできているのですが、問題は日々新たなウイ
ルスがでていると言うことです。そのため、プレインストールされているウイルス検
索・駆除ソフトでも購入してインストールしたウイルス検索・駆除ソフトでも、恒に
最新のウイルス情報(検索・駆除)を組み込んでいかなければなりません。最新のウ
イルス情報は、そのソフトハウスのホームページからダウンロードするか、フロッ
ピーディスクで供給してもらうと良いでしょう。
さて、まだウイルス検索・駆除のソフトをインストールしていない方、またウイル
ス情報をチェックしたい方は、代表的なウイルス検索・駆除ソフトを下記にご紹介い
たしますので、ご参考にしてください。
☆ウイルスバスター98(トレンドマイクロ株式会社)
=> http://www.trendmicro.co.jp
☆VirusScan Ver.4.0(ネットワーク アソシエイツ株式会社)
=> http://www.mcafee.com/japan/
☆Norton AntiVirus Version5.0(株式会社シマンテック)
=> http://www.symantec.co.jp
*今回のウイルスに関する情報もこの3社のホームページから抜粋し、掲載させてい
ただきました。
<6.デマ・ウイルスが急増>
■ウイルス・デマとは?
昔あった「不幸の手紙」の一種で、実在していないウイルスに対する注意を呼びか
けるのが特長です。善意の内容を装い、ユーザーの友人へのメール転送を勧めるなど
します。
■ ウイルス・デマ・メールを受け取ったら?
ウイルスはテキストファイルに感染することはありません。「このメールを開いた
だけでウイルスに感染する」といった内容には惑わされないでください。
すみやかに無視、削除してしまうことをお勧めします。
添付ファイル(Word、Excelなど)がそのメールに付属していた場合、それをオー
プンする必要がある場合は、いったん保存してウイルス検査を行ってください。オー
プンする必要がないのなら、メール本体といっしょに削除してください。
デマ・メールの場合、悪人はそのメールを世界で一番最初に書いた人間1人だけで
す。それ以外の人は基本的に善意にもとづいて転送しています。ご自身やご友人の方
・メール差出人・その他方々をお責めにならないよう御配慮下さいますようおねがい
いたします。
■ウイルス・デマ一覧
・AOL4FREE
・BuddyLst.ZIP
・Bud Frogs Screen Saver
・Deeyenda
・Ghost.exe
・Irina
・Join The Crew
・A Moment of Silence
・PenpalGreeting
・Returned or Unable to Deliver
・Valentine's Greetings
・Win A Holiday
ここに掲載したデマ・ウイルスは一部です。ご参考までに。私の元にも、デマ・ウ
イルスがメールで来ました。「Join The Crew」「PenpalGreeting」「Returned or
Unable to Deliver」の3つが来ました。受け取ったときは、これは大変だと思いま
したが、インターネットで調べてみて安心しました。送ってくれた方には、感謝して
います。今回のNEWSのネタになったのですから。
====================================================================
◆02:秋を満喫するホームページ
--------------------------------------------------------------------
秋と言えば、食欲の秋。海の幸や山の幸の情報のホームページをご紹介します。
★秋刀魚について
秋刀魚漁の様子から,学名・秋刀魚の栄養・分布域,そして美味しい秋刀魚の見分
け方・充実した秋刀魚レシピまで,秋刀魚のことならなんでも載っている。
=> http://ha4.seikyou.ne.jp/home/hodaka/home/sanma.htm
★ねむろ屋あさいち
秋刀魚特集コーナーでは,親潮に沿って回遊する秋刀魚の生態や漁法,話題のDHA
を多く含む栄養,料理法などを詳しく解説してくれる。花咲ガニコーナーもあり。
=> http://www.marimo.or.jp/~munenobu/asaiti/asaiti.htm
★秋の特集「サンマ(秋刀魚)」
秋刀魚にまつわることわざについての解説や,銚子の秋刀魚づくしレシピなどがあ
る。
=> http://www.choshinet.or.jp/choshi/fish/fish.html
★越中氷見の魚歳時記
氷見漁港で水揚げされる魚を月別に一覧表示してあるサイト。
=> http://www.exe.or.jp/~himi/saijiki.html
★季刊 魚と生活 秋号
秋刀魚もいいけど,イカと里芋の煮物も秋が旬。サンマのかば焼き風レシピもあ
る。
=> http://www.mindnet.or.jp/tukiji/youkoso/touorosi/skn103/skn103.htm
★じゃらん・関東フルーツ狩 & ワイナリーへいこう
秋の美味しい行楽といえば,やっぱりフルーツ狩り。梨やぶどう,ブルーベリーな
ど、自分でもいで食べれば味もばつぐん!食事に欠かせないワインの製造工程を見学
するワイナリー見学もオススメ。ここでは各地へのアクセスや入園料も詳しく載って
いる。
=> http://www.recruit.co.jp/jalan/kiji/kantou/hurutu/
★フルーツハウス トリモト−くだもの12の旬
その月の旬の果物が一覧になっているサイト。10月はおけさがきや新高梨・あきみ
どりなどの果物が紹介されている。
=> http://www.kazyu-en.com/torimoto/columns.html
★アケビの果皮の美味しい食べ方
実はあけびは皮まで食べられるのだ。あけびの丸ごと調理方法が載っているサイ
ト。
=> http://www2.gunmanet.or.jp/khiroshi/page-j/pj030504.html
★二人山脚 山歩きとキノコ(山歩きとキノコを楽しむホームページ)
キノコの情報が充実しているサイト。写真も満載。作者が自分の足で歩いて見つけ
たキノコを撮影,その発見場所や日付・キノコの名前などを細かく載せている。食べ
られるキノコを中心に紹介している。
=>http://village.infoweb.ne.jp/~okuma/
★キノコの森
ここのキノコ図鑑は大きく見やすい写真でキノコを紹介。毒はあるが美しいキノコ
の姿も見ることができる。キノコのお料理集では洋風・和風・中華などに分かれたレ
シピがたくさん載っている。
=> http://www.asama.or.jp/kinoko/kinoko.htm
★日本いも類研究会
秋はイモ類も美味しい季節。サツマイモとジャガイモを栄養面や利用法・流通・栽
培方法など,あらゆる角度から調べ上げてあるサイト。レシピ集もある。
=> http://www.jsai.or.jp/~jrt/
====================================================================
◆03:困ったときのホームページ
--------------------------------------------------------------------
☆不渡り倒産ニュース
不景気な世の中、不況の影が忍び寄る。倒産した会社の一覧のメールマガジンが毎
日届く。(1ヶ月2500円)読者急増中!
=> http://net.myworld.ne.jp/bnews/
☆天気予報
=>http://www.wni.co.jp/cww/index.html
====================================================================
◆04:趣味のホームページ
--------------------------------------------------------------------
アニメ関連
☆懐かしアニメを蘇らせる
=> http://www2s.biglobe.ne.jp/~kuzunoha/index.html
☆音でアニメを思い出す
=> http://looney.physics.sunysb.edu/~daffy/anime_midi.html
心理テスト
☆エゴグラムによる性格診断
=> http://www.taisei-e.co.jp/seikaku/index.shtml
☆趣味生活<おちゃのこ彩彩>OLに人気
=> http://ocha.cplaza.ne.jp/
☆就職活動ことはじめ
=> http://www.mycom.co.jp/career/edit/start/index.html
☆恋愛<Welcome to FIP HomePage!>
=> http://www.fujiint.co.uk/Jhome.html
エンターテイメント
☆日本テレビ「進ぬ!電波少年」今最もヒットしている
=> http://www.exe.or.jp/~himi/saijiki.html
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
今週号は、いかがでしたでしょうか? 相変わらず、取り留めのない内容で申し訳
ございません。
こんな内容でも、あなたの友人・知人に読みたいという人がいればメールをお送り
します。「First Info News」配信希望というタイトルで、氏名、E-mailアドレスを
メールにてお送りいただければ次号より、お送りさせていただきます。
もちろん、無料です。
また、近々Firstのホームページをオープンいたします。「First Info News」の
バックナンバーをはじめ、いろいろな情報を掲載する予定です。お楽しみに!
皆様のご意見、ご感想、こんな情報を載せて欲しいなど、どしどしメールにてお送
りください。=> ta-sasa@mx5.nisiq.net
ちなみに今回のウイルス情報は、井口紀夫様(井口行政書士事務所)からのご意見
(ご要望)を取り上げさせていただきました(井口様、ありがとうございます)。
今号も、お読みいただきまして、ありがとうございました。m(_ _)m
次号は、10月21日の予定です。
では、また来週。(^_^)/~
--------------------------------------------------------------------
First ファースト 発行責任者: 佐々木 孝
--------------------------------------------------------------------