998年11月19日(木) 第4日目
 この日はかねてから行きたかったスペイン乗馬学校の馬の調教を見に行った。真っ白な馬が、黙々とトレーニングを続ける様は神々しささえ覚えた。

 そしてその後カーレンベルグの丘にハイキング。ベートーベンの遺書で知られるハイリゲンシュタットからバスで30分ほど上った丘の上まで上がり、そこからホイリゲで有名なグリンツィングまで下った歩いてくる。奏はさすがに疲れるので、ずっと肩車しながら歩いて降りてくる羽目になってしまった。

 たっぷり歩いた後に訪れたホイリゲ酒場はまさに天国だった。ホイリゲの美味しかったこと。(^_^)

シュターツオーパ(国立オペラ座)の前の広場にて。

シュターツオーパの前で。いつかここで家族でオペラを観られれば最高だな。

オペラ座から一本曲がった通り。並木道がずっと続いて町並みを楽しみながらの散歩は楽しい。

博物館の前の芝生広場での真理子と奏。

スペイン乗馬学校のトレーニング風景。一周毎に違うステップで練習している。この本番を見たい物だがなかなか大変らしい。

「お馬さんだ!」と食い入るように見ていた奏だったが1時間もしないうちに寝てしまった・・・。

一頭ずつ歩いてきて順次整列していく。一糸乱れぬ行列に感心することしきり。

スペイン乗馬学校を出たところで。奏はまだ寝ている。

昼食は屋台でハンガリーのパン料理とプンシュを楽しむ。

カーレンベルグの丘の上の展望台で記念撮影。

シュテファン寺院くらいだと肉眼でもよく見える。

ドナウ河が雄大にずっと流れているのを見るのは実に壮観である

山下りの遊歩道。さすがにこの時期だとほとんど人がいない。

時々肩車も飽きるのか歩き出す奏。落ち葉の上を歩きたがるのは靴の感触が面白いかららしい。

葡萄畑の中を突っ切って歩く。冬ではなく、葡萄のシーズンにぜひきてみたいものだ。

グリンツィングに到着。ちょうど新酒が解禁のタイミングと合ってどこも「新酒あるぞ」と言う飾りが軒先に飾られている。

どこに入るか目移りしてなかなか選べない。歩き疲れてちょっと一休み

奏もベンチで休憩。なんか偉そう。なんとか毎年来たいとはおもうものの果たして何年続くか。

奏もくたびれたらしい。なんか眠そう。店に入ったらすぐ寝るかな?

ジュースとホイリゲで乾杯!いやあたくさん歩いただけあって体中にホイリゲが吸い込まれていくようで・・・。ああ、幸せ。

絶対将来ウイーンに住んでやる!っと本気で思い続けている真理子。彼女ならやりかねないので実現するかも。