1999年9月18日(土)
 
 ウイーンでは買い物をしていた妻とお義母さんをよそにドゥブリンガーで楽譜を買いあさって、時間が余った私と奏は2人でウイーン名物のフィアカー(馬車)に乗った。これがなかなか面白い。市内観光の穴場なんかを解説付きで回ってくれる。乗る前に一人目の御者はだめだったが、2人目で500シリングのところ400シリングに負けさせるのに成功して、フィアカー初体験となった。

ウイーン名物フィアカー(馬車)。本来20分コースで500シリングのところ、粘って交渉したら400シリングに負けてくれた。
妻と義母が買い物をしている間に奏と2人で乗ることに。もう奏は喜んで夢中になったのは言うまでも無い。

道行く人に片っ端から「ハロー!」って声をかけまくっていた奏。笑って手を振り替えして貰えるのが嬉しくてたまらなかったらしい。
挙げ句の果てに「いつも馬車で保育園に行きたい!」と言い出す始末。(^^;この話を後で聴いた真理子の悔しがったこと!
御者の方に撮って記念撮影。結構ポイントを抑えた街巡りと解説で楽しかった。馬鹿にしたものでも無く一度は乗る価値が有り、お勧め。

馬車を降りてハイポーズ!いったいどこで覚えてくるのやら・・・。(^^;

昼食はオープンカフェで立食で済ます。奏とお義母さんはベンチに座って食べていた。

Badenのカジノの前で。昨年来たときは雪景色であったが今回はご覧のように緑一面に花盛りで非常にきれいな庭だった。

「この中は何なの?」
「大人がゲームするところだよ」
「子供はどこでゲームするの。」
「お外で・・・。」不満そう。(^^;

せっかくなのでチャレンジしたかったが、正装で無いと入れない。Badenには一泊遠足だったのでスーツは持ってきていなくて断念。

Badenの街の中心にて。この写真は2000年の年賀状の写真に使われた。

街角で。お金を入れなくても乗っているだけで楽しいらしい。なんか似合っているのが怖い・・・(^^;