1999年9月21日(火)
 いよいよ最後の日。いつもこの日が来て欲しくないと朝起きたときに痛感する日でもある。
最後の日は市内観光だが、メインは買い物と食べ歩き。名残を惜しむようにバイスル、アイスクリーム、ワインケラーと食べ歩き、飲み歩く。

 今回は珍しく免税対象品を買い込んだ。ドゥブリンガーで買いあさる楽譜、ウイーンに関する本はいつものことであるが、今回はアウガルテンでコーヒーカップを奮発する。円高で随分安くなったとは言え、ソーサーとセットで2脚で3万円くらいした・・・。新婚旅行の時はどうしても買う勇気が無く、結局違うのにしてしまったが、今回は腹をくくって買ってしまった。

 そして今回の旅行も宿の手配からお店の下調べまで細かくやってくれた真理子にBALLYの靴をプレゼント。ま、たまには良いかなと。また頑張る気になるし。

 いつもは寒い季節にしか来たことが無かったが、今回初めて過ごしやすいオーストリアを堪能できて満足だった。お義母さんも喜んでいたようで何より。また翌年にミレニアム記念旅行で来るぞと誓って、ウイーンを後にしたのであった。

バイスルで乾杯!私はビール、奏はアプフェルザフト。(^^)

ここのバイスルは子供用にお絵かきのセットまで用意されている。味も良いし値段もリーズナブル。エステルハージー風ソテーが美味しかった。

そしてウイーンに来たらここで食べなくてはと言われるくらい有名なアイスクリーム屋。奏も一人前食べて大満足。

「はあ、ここに住みたいなあ・・・」を旅行の最初から最後まで連発する真理子。いや日本にいるときもいつも言っている。

シュテファン寺院の前で。なじみのこの景色にもしばしのお別れ。

最後に夫婦でワインケラーに立ち寄る。ホイリゲの味を舌に刻み込むように味わう。

BALLYの靴とアウガルテンのカップを両手に抱えてご機嫌の真理子。(^^)

空港で手押し車に乗って大喜びの奏。こんなことができるのも今年が最後かな。

飛行機の中で離陸直前。
「また来年も来るの?」
「もちろん!! 良い子で頑張ろう!」