第2日目 2003年12月3日(水)   − 2/4
●Seegrotte(ゼーグロッテ)散策  
鉄が含まれている鉱石を切り出して馬に運ばせていたが、ここはその馬のエサやり場だったそうだ。

1993年ミッキーマウスの映画撮影で使われた一角。セットの柱や窓がそのまま残されていた。

銃弾の後が残る飛行機の翼やプロペラが展示されているスペース。

この一角は祈りをささげるための祭壇などが祭られているスペース。
横には絵画がずらりと石壁沿いに並べられていた。

昔は罪人などが採掘に駆り出され、全て手作業だったとか。その時の道具が展示されている。これでひたすら掘り続ける作業はさぞ大変だったことだろう。

4年に一度聖歌隊や神父さんご一行(!)が来て大掛かりなミサが行われる。「ぜひ来年また来てください!」と言われたが・・・。(^^;;

奏いわく「この船にのって地底湖を見るの?」
そんなわけはないでしょう・・・。(^^;;


階段をずっと下りていくと下には地底湖が広がる。

音もせずかすかなライトアップの光に包まれた洞窟を船がしずかに進んで行く幻想的な体験。ちなみに写真の船は飾り・・・。(^^;


水は本当に綺麗。光があたるとエメラルドグリーンに光る湖底がなんとも言えない情緒を醸し出す。

たった4人のツアーでご機嫌の奏。
「昔ここに住んでいた人は毎日この船に乗れたの?」
チガウと思うよ・・・

ぼうっと光る洞窟が水面に移って見事な線対称の幻想的な景色が浮かび上がる。不思議な感覚に包まれる。


英独語両方でガイドをしてくれたガイドさんが「ボートマン」を兼ねる。長身ハンサムのナイスガイであった。

後から合流した年配のドイツ人夫婦も上品で素敵なご夫婦であった。

感謝のコメントに続けてどさくさで「頑張ったボートマンにはチップをあげてください!」と書いてある。この後、彼はサービスでもう1周ただで回ってくれた。

幻想的な地底湖に別れを告げ、次の目的地のプラター遊園地へと向かう。
2階建ての電車に奏は喜んで、当然のように2階席に乗り込んだ。

そしてS-bahnに乗り換えてプラターシュテルンまで行って、お目当てのプラター遊園地へ。o(^^)o