998年11月18日(水) 第3日目−1
 へろへろになるまで飲んだ前夜から一夜明けて、シャッテンタールの田舎町を散策する。ちなみに宿はきれいなペンションで朝食付きで一人250シリングであった。もともと遠方からのワイン業者が利用するためにつくられたものらしい。この日の宿泊は我が家のみの貸し切りであった。

 シャッテンタールは、100世帯ちょっとで500人弱程度の人口を持つ本当に小さな町で、端から端まで歩いても20分もかからない。教会と城跡以外は観光スポットも無く一面ワイン畑が広がるのどかな町であった。しかしその何も無いような町でもとなりの4町共同で「名所100選」というのがあって面白かった。

ペンションで朝食。l我が家3人しか泊まっていないのにとても食べきれない量が出てきた。

ベッドでごきげんの奏。清潔で掃除が行き届き、サービスも良かった。

こちらが部屋のリビングにあたる。結構広く、家族連れでも十分な広さ。額縁の絵にも心遣いを感じる。

ソファの上で真理子と奏。なんか嬉しそう。

パパと。こういう風にしているもあと何年続くのであろうか。

庭に葡萄が植えてあった。なぜか真冬にも関わらず実がなっていた。

ホテルの中庭。春から秋はきれいな花に彩られるのだろう。

町のメインストリート。広い道を我が物顔で歩くのが楽しいらしい。

メインストリートの正面は教会がある。広い家ばかりで羨ましい。

名所100選の城壁へ向かう。昼間は風も無く温かかった。

お気に入りの熊の帽子と熊の手袋で防寒もばっちり。

ここが砲台跡。上まで上って町を見渡せる。

砲台の上に上ったところ。あまり丈夫そうな階段ではなくちょっと不安。

ぽつんと家があってずっと畑・・・という風景が続く。

隣町は地平線の向こうなのか・・・。電車も隣町まで行かないと走っていない。