第2日目 2002年12月16日(日)   − 3/4

 いよいよクリスマス市巡り。まずは一番大きなRathaus(市庁舎前)のクリスマス市から。いつも夜に来ていて、前回2年前に始めて明るい内にきたがもう薄暗い時間。今回は真っ昼間のしかも良く晴れた日であったのでずいぶん違うイメージであった。
 実は94年の結婚以来、毎年ウィーンのクリスマス市には来ていて来られなかったのは昨年の2000年のみ。このときは9月に12日間来ていたし、美音が10月に生まれたので、泣く泣く諦めた。(当然だが・・・(^^;;)
 ということで今年来られた感慨はひとしおであった。
 
●クリスマス市 Rathaus(市庁舎)  
まずはRathausをバックに奏と美音と一緒に。天気が良くて暖かく良かった。美音はベビースリングで寝ている。

風船売りから離れなかった奏。はいはい、今日くらいは良いでしょう、とミニーマウスの風船を一つ買う。

日曜日とあって人がとても多くごった返していた。

絶対に休みを取ってクリスマス市に来る!というのは執念に近かった真理子。家庭円満のためにやむなく休みを取らされたJOKER。☆\(--;)

クリスマスの飾りがところ狭しと並ぶ屋台。大きなクリスマスツリーを飾る習慣の無い日本ではあまりお目にかかれない。

風船片手にごきげんの奏。右手に盛っているのはいつものランゴス(ハンガリー風ガーリック揚げパンとでも言おうか・・・)。

今回はクリスマス市特集ということで、屋台の数々の写真を撮りまくっていた。後で見比べてみると、各クリスマス市の雰囲気の違いも現れていて面白い。ここの市庁舎前は規模も大きいだけあって一番明るく華やかで、一番子供も喜ぶところだと思う。

ここで売られていた「木のおもちゃ」が非常に気に入って毎年一つずつくらい買っていたのだが、日本のある展示会でチェコ製だと判明。今ではこのHPからもリンクしているベビースリングの通販ページでも扱って販売するようになった。
右の写真にあるリキュールはここではなく、後で出てくるシュピッテルベルクのクリスマス市の方が種類もあって美味しく、そして安い。

しかしどこのお店を見ていてもずっと見とれて帰りたくなくなるほど飽きない。
Punsch(プンシュ:ホットワインカクテル)を飲んで屋台を回る楽しさを味あわないと年を越せない。(^^;;

ここの木々は様々な飾り付けがされていることが多い。1昨年はなんと日本の提灯がたくさん飾られていた。

ここの市は子供向けのメリーゴーランドや遊覧電車などの遊具も数多く設置されている。

[写真左]正門側から中をみたところと外をみたところ「写真右」
Rathausの正面の窓ガラスはなんとアドベントカレンダーになっていて一日一枚ずつ開いていくのがすごい。こういう演出は日本ではないなあ。

●Cafe Central :カフェ・ツェントラル
市庁舎に来たら本来カフェは「スルッカ」に行くところなのだが日曜は休みなのでもう一つのお気に入りのカフェツゼントラルへ来た。

入り口右手のおじいさんの人形が気に入ったらしくずっと眺めたりなでたりしていた奏。(^^)

満員で混んでいたのだがちょうど運良くすぐ近くのソファー席が空いてラッキー。奏も一丁前にケーキとショコラーデを注文。

美音はさすがに疲れて寝てしまった。ソファー席は赤ん坊連れにはありがたかったりする。

写真を撮っていたら親切な地元の方が「撮りましょうか?」とシャッターを押してくれた。寝起きの美音の表情がなんとも言えない。

「ケーキはやっぱりウィーンのが美味しいよね」と得意げな奏。(^^)