第2日目 2002年12月16日(日)   − 4/4

 カフェ・ツェントラルでゆっくり暖まった私たちは今度はFreyungのクリスマス市と、今回初めての中庭にあるハイリゲン・クロイツァーホフ・カペレという小さなクリスマス市をはしごする。Freyungのクリスマス市は真理子のお気に入りでもある。Rathausに比べるとずいぶん落ち着いた雰囲気で屋台も華美なものではなくシックな感じ。市庁舎が大阪ならFreyungは京都といった風情であろうか。(^^;;
 ハイリゲン・クロイツァーホフ・カペレはわざわざここを目指してこないと分からないようなこじんまりしたところ。インテリアが中心の店が並び、火が焚かれ暖を取れるのが嬉しい。寒い中ハープの生演奏も有った
●Freyung :フライユングのクリスマス市
ここのクリスマス市はビル街を斜めに通る道路沿いのスペースにぎちっと屋台が並ぶ。

Rathausの屋台の写真と比べてもらえば分かるが飾りなんかもやや落ち着いた感じでアダルトな雰囲気を醸し出している。

カードが使える店は大きく表示してある。観光客にはありがたいが、使えるところは結構少ない

お気に入りのろうそくのお店。2年前に来たときはここでおみやげとしてろうそくを買っていった。きれいで使いやすいんだけど日本へ盛って帰るには重いんだよなあ・・・。

この日はひたすら歩く歩く。
奏も嬉しいのか一言も疲れたと言わずに歩き通した。(^^)

新旧の建物取り混ぜた町並みのきれいさは本当にウィーンならではのもの。特にこの時期はイルミネーションも至る所に飾られ歩くだけでもうきうきしてくる。

●Heiligen Kreuzerhof Kapelle : ハイリゲンクロイツァーホフカペレのクリスマス市
ハイリゲンクロイツァーホフ教会。クリスマス市ってどうやって運営されているのか分からないのだが、それぞれの町内会のようなものがやっているのだろうか?とするとここは教会が主催しているということかな?

こじんまりとした中庭のような広場の両側と中心に屋台が並ぶ。

真ん中には火が焚かれてここでプンシュを飲みながら暖を取る人が多い。

奏の後方には寒いのにハープを奏でている人がいた。一応5シリング入れてきたがもの悲しい曲ばかり弾かれるのはなあ。(^^;

真理子の帽子は2年前の12月、奏の上着は2年前の9月、リュックは3年前の11月と皆ウィーンで購入したものである。

どこへ行ってもとりあえずプンシュ!のJOKER.。暖まるんだな、これが。(^^)
奏もひとくち便乗。

バイオリン工房がこんなところにもあった。むき出しの仕掛品が展示してあるのが面白い。

●市内散歩
大昔の物語に出てくる怪物がここの建物に壁画として描かれている。こういった光景が街のあちこちに見られる。

そろそろイルミネーションが輝き出す頃。(^^)

きれいなショーウインドーごとに立ち止まってのぞき込む奏。

いつものシュテファン寺院と再会。ちょうど改装中であった。

問題:これはなんでしょう?
答え:真下から見上げたシュテファン寺院の塔。(^^;