第3日目 2002年12月17日(月)   − 1/2

 前日は一日中歩き回って疲れたので、夕食に出かける前に子供を一寝入りさせようとしていたら、親も一緒に寝てしまい、ふと気づけばもう11時過ぎでどこもやっていない。(^^; 結局夜中にミニバーに有ったワインとお菓子で乾杯する羽目に!
 そして一夜明けると、過ぎたことを悔やんでも仕方ないと超楽観的な我が家は、もう一つの目的であるオーバーラのテルメを目指す。ここのテルメに来るのは2回目。オーバーラはカフェとしても有名でウィーンに有る方が支店でこちらがまぎれもなく本店である。
 
 ちなみにオーバーラのカフェは日本ではある映画で取り上げられた。それは「ジェミニ YとS」という昔一世を風靡した「たのきんトリオ」全盛の頃に彼らが主演で公開された映画であった。その中でこのカフェ・オーバーラは「よっちゃん」こと野村義男が修行していたという設定のカフェであった・・・といっても誰も知らないだろうな。(^^;; 私も誰とは言わないが某真理子(!)が持っていた映画のパンフを見て知ったくらいだった。

●ホテル「Roemischer Kaiser : レーミッシェ・カイザー」
泊まった部屋は23号室。ここのホテルは何が良いってアクセスがとにかく良い。カールスプラッツから徒歩3分、市電の乗り場も3分。ケルントナーもあっという間(裏口から行くのがコツ)と一度使うとはまってしまう便利さであった。値段もこの立地でこのクラスでエキストラベッド入れてバスタブ付きで朝食込み家族で1泊1,800シリングはリーズナブルと言えよう。(^^)

夕食もとらずにうっかり寝てしまい夜中に起き出してきてしまった。しょうがないのでミニバーのワインで乾杯。(^^;

美音が泣いて起きなければきっと朝まで寝ていたんだろうな。そして皆で風呂に入ってさっぱりしてもう一寝入り。

部屋にはファックスが完備。ただし、何が参ったって交換機を通しているためかパソコンが使えずe-mailが使えなかったこと。ノートPCは邪魔なただの箱と化してしまった。

変わっているのはここのセーフ(金庫)
暗証番号ではなく、クレジットカードで認識する。もちろん使用料を引き落としされるわけではない。(^^;
 簡単で便利であった。最近はこれが主流なのかな?

一夜明けて朝食後、出発直前にホテルのソファで仲良し姉妹2人。美音の帽子と服は奏が生後11ヶ月で始めてウィーンに来た97年にウィーンで買った物。奏の靴も去年ウィーンのマリアヒルファーで買った。我が家の冬物はほとんどここで買ったものかもしれない。(^^;

ホテルのロビーで。大きなクリスマスツリーをみると必ず写真を撮ってくれとせがむ奏。(^^)

Roemischer Kaiserとはローマ皇帝の意味。ここはホテルのクロークの前。

[写真左]ウィーンにもグローバル化の波が確実に来ている。一等地になんとスターバックスが出来た。向こうはザッハトルテで有名なホテルザッハー。すごい2ショットだと思うのは私だけではないと思う。
[写真右]そしてそのすぐ横がシュターツオーパー(国立オペラ座)だからいかに良い場所なのか実感できるだろう。

●Oberla スパ −1
良く行くBadenのテルメは1時間かかるがここのテルメはカールスプラッツから30分ちょうどくらいであっという間に着いてしまうので便利。

前回来たときは9月だったのでここは一面のお花畑だったのだが今回は雪景色で全く違う場所のようだ。

雪が嬉しいのか冷たいのに手袋外してはしゃぎ回る奏。
正式にはThermalbad:テルマルバド=温泉(プール)と言う。ここが入り口。

中には大きなツリーが飾られていた。当然いつものように「写真撮って!」とねだる奏。

お気に入りのペンギンローブを着てご機嫌の奏。

美音もずっと泳いで大満足でにこにこご機嫌。(^^)

JOKERが腕に巻いている鍵のようなものを端末に近づけるとすべての会計を済ませることができるので現金を持ち歩く必要が全くないのは便利。
さんざん泳ぎまくったのでたっぷり食べられる。(^^)

ロッキングチェアでご機嫌の美音と奏。美音はチェアを倒したり起こしたりするのが気に入ったらしく何度もやってくれとせがまれた。(^^;

美音は午前中たっぷり泳いだので午後は泳がずゆっくり休憩。本人はまだまだ泳ぎたがっていた。(^^;