997年12月20日(土) 第6日目
 いよいよ旅も終盤にさしかかると、ついつい残り時間を数えてしまう悲しい性分。
この日は市内観光を楽しむ。ケルントナー通りで買い物、シュテファン寺院見学、そしてヴェルベデーレ宮殿を見学する

 夜は毎年訪れてすっかりお馴染みとなった「Beim Novak(ノヴァック亭)」、食事とワインを楽しむ。ここのターフェルシュピッツ(ゆで牛肉にリンゴとわさびのソースをからめて食べる)、レバーノッケル(レバー団子入りスープ)、そして自家製のアプフェルシュナップス(リンゴのスピリッツ。かなり強い)は一度は食べてみる価値有り。地下鉄U3のNeubaugasseから徒歩5分足らずとアシも便利。

 最後の夜はホテルにもどって奏を寝かせた後、ホテルのラウンジでバイオリンとピアノの生演奏をバックにグラスを傾けながら早くも来年のオーストリアツアーの相談をしていたJOKER夫妻であった。

朝からシャンパンを飲んでご機嫌。

奏も旅疲れをみせず毎朝元気いっぱい。よく食べ、良く笑って、よく寝てくれる。

こういうところでぐずりもせず、ほとんど手がかからないのは親にとってはありがたい。

●ウイーン市内観光(ケルントナー通り/シュテファン寺院/ベルベデーレ宮殿)

ケルントナー通りの一角ではクリスマスツリーを売っている。この向こうに枝をぐるっと巻いてしまう機械があり、それで巻いて持ち帰る。

本屋で免税対象になるくらい、ウイーン関係のガイドブックや書籍を購入してごきげんの真理子。

シュテファン寺院の前で奏と。

シュテファン寺院の向かいのビルは、クリスマスシーズンになると窓を上っているサンタがたくさん飾られる。

ヴェルヴェデーレ宮殿の前で。クリムトの「Der kuss」が飾られている。

この帽子が現地で大受けして注目を浴びていた。

昼食は屋台で済ます。パンもプンシュも美味しい。プンシュを飲むと本当に身体の芯から暖まる。

 もうすっかり顔なじみのノヴァック亭で。奏もノヴァックデビュー。レストランのマダムも喜んでいた。

昨年来たときは、子供がもうすぐ産まれるので当分来られないなんて話しておきながら1年後に訪れていた。(^^;

本当にいつも美味しい料理とワインとそして暖かいサービスが嬉しくて毎回食べに行く。また来年も来るぞ。

ホテルのラウンジで、ウイーンの夜を慈しむ。気持ちはすでに翌年のオーストリア旅行へ

バイオリンとピアノの生演奏も良かった。クリスマスツリーが見事。本当に帰りたくなくなってしまう。