1997年12月15日(月)〜22日(月)  6泊8日

 真理子が妊娠7ヶ月の96年の9月にオーストリアに来たときは、「子供が生まれたら当分来られないなあ・・・」なんて言っていたことなどすっかり忘れて0歳児を連れてこの年も来てしまった。(^^;

 今回は奏にとって初めての海外旅行となる旅行であった。このとき生後11ヶ月だったのだが、パスポートの写真を撮るのに一苦労。動いてはだめ、笑ったり歯が見えてはだめと大変だった。

  旅のテーマが子連れ旅行と言うことで、成田空港のキッズルーム、飛行機のバシネット、そして特急IC内の子供用車両、キンダーホテルと子連れに盛沢山の内容であった。

 心配されていた飛行機を初めとする移動、食事やホテルの宿泊であったが、苦労話は山ほど他の人に聞いていたほどのことは無く、実にスムーズであった。特にキンダーホテルは大当たりで急遽滞在日数を1泊伸ばしたほど。できれば長期滞在したいところでもある。
 飛行機は、バシネットと言う壁に取り付けるベビーボックスを用意してもらったおかげで親も足が伸ばせる壁際の席だったのがラッキー。これにベビーミールやおむつなどがついて奏は21000円のフライト料金で有った。ちなみに親は1人往復約9万円ほどであった。
 ウイーンのホテルは今回は新婚旅行でスイートに泊まった以来のインターコンチネンタルホテルウイーンを利用した。こちらのホテルにしては明るく、朝食も和食が用意されていたり、日本人に人気があるのも頷ける。

 クリスマス市を堪能できたり、大のお気に入りですっかり馴染みとなってしまったレストラン「Beim Novak(ノヴァック亭)」も行かれたし良いことずくめであった。

 良くオーストリアはプライドが高くて日本人に冷たいとか言われることが多いが、今まで私たちの旅行においては一度も嫌な思いをしたようなこともなく、今回にしてもそれぞれの宿や交通機関など現地の人の子連れ旅行に対する温かい心遣いが本当にありがたく感じられ、ますますこの国に対する想いは深まっていった旅であった。

 なおこの旅行が初のデジカメを携えての旅行であった。
 
 
Date Topic Hotel
12/15 (Mon) 成田空港子供待合室/奏初フライト/ザルツブルグ入り ザルツブルグ
12/16 (Tue) IC(特急)子供用車両/キンダーホテル シュピッタール
キンダーホテル
12/17 (Wed) プール/スカッシュ/プレイルーム シュピッタール
キンダーホテル
12/18 (Thu) 周辺散策/雪遊び シュピッタール
キンダーホテル
12/19 (Fri) ウイーンへ移動/市庁舎クリスマス市 ウイーン
インターコンチネンタル
12/20 (Sat) 市内観光/シェーンブルン宮殿/ノヴァック亭 ウイーン
インターコンチネンタル
12/21 (Sun) 空港のサンタクロース 機中泊
12/22 (Mon) 機内にて/バシェット(ベビーボックス)  ---