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2003年 夏の思い出(馬場 美千代)

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作曲家 宮川 泰氏   恩栄館前   中学校の橋側社宅   小学校グランド前道   鴻恩寺跡   鴻紋軌道記念碑   坂下・吉田両先生    祝賀会に集う同窓生   今井君、太田夫妻   祝賀会会場にて1   祝賀会会場にて2   銀色の道コーラス   閉山30年記念碑  
-- 鴻之舞にて -- -- 紋別にて --





2003年 夏の思い出

「銀色の道」記念碑除幕式に参加
 −ひっそりと、でもしっかり鴻之舞は息づいていました−


遠い 遠い はるかな道は

冬の嵐が 吹いてるが

谷間の春は 花が咲いてる

一人ひとり今日も一人

銀色のはるかな道



一度は聞いたことのあるこの曲が 鴻之舞の鴻紋軌道の線路跡を思い出して
作られたことご存知でしたか?作曲家宮川泰氏は鴻之舞小学校の先輩だったのです。

今年鴻之舞鉱山が閉山して30年ということもあり、この曲の記念碑が建立され、
その祝賀会が7月20日鴻之舞・紋別で行われると知って懐かしさのあまり、
参加してきました。全国に散った鴻之舞鉱山関係者が約200名も参加しての式典。
「鴻之舞」はまだみんなのなかで生きていることを実感。

中学の平田先生、小学校の坂下先生、吉田先生、保育所の伊藤先生もおみえ
になっていて、つい年を忘れてしまうひと時があったりもしました。
式典は新聞テレビ等で北海道ではちょっと大きく取り扱われていたようです。
作曲家宮川さんも感激して鴻之舞で紋別でと指揮、「銀色の道」の大合唱
宮川さんのピアノ演奏までとびだす、楽しい式典でしたが、この準備のため
多くの方々のご苦労があったとうかがい、感謝!です。本当にお疲れ様でした。
同行の太田さんご夫妻から「旧紋別駅跡で、出張できていた見付君とばったり。」
の報告を受けうかがったところ、「冷夏のため、売り上げさっぱり」
といいながらも、法被をきて頑張って仕事中の見附サン発見。
(ここのお店のシフォンケーキはボリューム満点。一度お試しください。)

祝賀会終了後、平田先生を囲んでのミニ同期会。紋別の皆さんはほとんど
実行委員のため、みんなお疲れモードのなかを、遅くまで
お付き合いくださり楽しいひと時をすごしてまいりました。
住んだ家も学校も何もかもなくなった場所したが、でもやっぱりふるさと。
無くなった故郷だからこそ、私達の絆も強くなっているのでは
と感じながら鴻之舞を後にしてきました。

それにしても、草木が生い茂り、自然の力、30年という
月日の長さに驚かされた鴻之舞の夏でした。

今頃は雪虫がとびかい、あの両側の山が赤く色づき、冬の色へと変わる準備を
はじめているのでしょうね。30年変わることなく繰り返されたようにひっそりと・・・。

---- 2003年 夏  馬場 美千代 ----





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